2012年1月18日水曜日

とりあえず通勤

晴れて納車が完了し、さあ、これからバイクの世界を堪能してやるぞってわけだが、とりあえずは大型バイク自体に慣れないといけないので、まずは日常の足として使用してみることに。
これまで軽トラックでこなしてきた職場までの通勤にCBを投入。軽トラックは私個人の所有物ではなく家族のものだったので時々使用に制約が生じたりしたのだが、CBなら気兼ねなく自由に使うことができ、なおかつ官能的なドライブを毎日堪能することができる。このこともバイク所有を思いついた一つの要因だった。

とりあえずバイク生活初日、通勤ではあるが納車後初のドライブに出発した。
するするとスムーズに走り出すCB。
慣らしであるがために控え目ではあるが、小気味よく響く空冷音。
そして、家族所有の軽トラックでは味わえなかったパーソナル空間。
もう、最高。いや、極楽。素晴らしい!
と、言いたかった。とても言いたかった。

ていうかね、寒いんだよ。
それもすげー寒いの。

真冬に2輪を買おうと思った時点で極寒に堪えないといけないことくらい理解してたはずなのに、現実は想像を遥かに超えていたりして、寒いというよりも激痛を伴う環境にいきなりくじけそうになっていた。
2輪生活の素人さがいきなり災いした。
待て、こんなはずじゃない。寒さなんて感じないほどバイクは楽しいはずだ。
何かおかしい。何かが間違ってる。
突き刺さる冬の冷風をまともに体に浴びながら、寒さで意識がなくなりそうになるのを堪えてこの状況を分析してみた。

「あー、冬装備が甘いのね。」

完全に甘くみていた。ヘルメットと手袋以外はいつもの軽トラ通勤とほぼ同じ服装。
屋外現場での仕事がある職業なので割と防寒スタイルを日常的にしているため、これで十分通じるだろうと安易に考えていたのだ。
これは認識を改めなければ通勤どころか憧れのツーリングにも消極的になってしまう。やばい。

凍えきった体を奮いたたせて職場に無事到着。
なんとか1日の業務をこなして帰宅する時間となった。
とりあえず仕事で使っている雨ガッパを装着。
朝よりもずいぶんとマシではあるが、やはり十分でないため帰宅した時には冷凍マグロだった。

対策は急務である。


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